02レッスン謝礼を包む

レッスン謝礼は「現金で」が慣わし。何かと現金主義が根付く音楽界で。

<あまり細かいことは言わない先生もいらっしゃるけど、
お茶やお花の先生にするかの如く、
・ピン札で、
・半紙に包み、
・袱紗に包んでそれを開いてお渡しする——?

いや、
日本の古典芸能ではないのでそこまでしなくても、
準ずればほどよい。敬意のあらわれ。

・ピン札で
・白無地の祝儀袋か、付け飾りのない華やかな封筒(郵便番号欄なし)で

音大に行くくらいの人ならこの程度の作法は出来ている。

鳩居堂の祝儀袋がよいかな。
今時は百均にも無地真っ白な祝儀袋があって便利。
せめてそれくらいにはしておくと、失礼なく、仰々しくもなく、ちょうど良さそう

茶封筒に入れてだとか、
裸でお財布から出して渡すとか、
小銭じゃらじゃらとか・・・

やってる人は
やめよう。

それをするとしたら、子どもの頃のお教室の月謝袋による害。
他の給食費などと一緒で、イメージが”集金袋”と化してしまったのだと思う。

街のお教室はキャッシュレス化が進んで変わっていくけど、上の方はそうそう変わらないと思う

06 相次ぐ延期と中止

新型コロナウィルスの猛威!
大きなイベントや1000人規模のホールで開催する企業オケ等の中止が出始め、2月末に政府の方針発表がなされると、もう次々とプロオケも延期や中止、各演奏家も続いている。
大学も、自主開催の自粛を促している。小中学校の閉鎖も始まり、大学は卒業式も危うい。

私もいくつかの演奏会本番、スタッフの仕事、いくつかのレッスン(私がする方)、そして様々な行事が飛んでしまった。
数日前まで国内外の演奏家の友人たちから相談や情報収集の連絡が来ていた。
自主開催を決めて頑張っていた人は、本当に断腸の思いだろうな。生活が懸かっているのに、これによって収入どころか大赤字も有り得るケースや、延期できない(機会は1度しかない)事情の人もいる。
でも決行してしまうのは乱暴、無知、無責任。
自分達のためにお客様が危険にさらされてしまうこと、伝播の助長が問題。
悩ましいが、
判断が遅いのは、英断と言わない。