02 withコロナの音大

5月末に緊急事態宣言の解除を受けて、再び社会が動き出す。Afterコロナではなく、withコロナ!
6月から徐々に個人レッスンは対面に切り替わる。7月からは合奏授業も。似た動きの音大は首都圏でもあるけど、都心に近づくほど厳しそうだ。前期をまるごとオンラインで通す音大もあるのでは?

教室は、換気と消毒に留意され、透明のカーテンや、科によってはエリザベートパーテーション(エリザベト音大が段ボール会社に依頼して製作されたもの。写真は産経新聞より拝借)が設置されている。

仕事も平常になり、一気にまた目まぐるしく綱渡りの生活に。過渡期は厳しいなぁ・・・。忙しすぎて、仕事と仕事の合間に受けるレッスンに集中できないときは結構滅入る。レッスン中になんてことないところでのミスも多い。体力的にもヘトヘト。
でも対面レッスンが受けられないことを考えたら、ずっとマシ。恵まれている!!

論文書き足しと添削は毎週。すごく有意義なんだけどこれまた結構キツイ。いつも疲れ切った夜中に書くので誤字脱字があるし(;^_^A。

来週が今期の天王山。月~日までフルに埋まっていて、週末金土日に各別件でヘヴィ・ウェイトなものがあって、これをベストを尽くして(しっかり集中出来て体力的にも)乗り越えられたら、むしろ生きていく自信になりそうだよ。( ;∀;)

クリアな視界と、疲れ知らずの頭、電源を切ったみたいに熟睡できる体力がほしい。

06 コードと機能和声


私の場合、VIIのところでわりとあれこれ問題が起こる。
Vの根省を含めて。
ええと・・・どうだっけ?となるので備忘。

それにしても言い方が沢山ある。

短調のダイアトニックについて、
自然、和声、旋律 で違うので、コード名を書き出しておく。

短調のダイアトニック

05 大学院での参考文献

ニューグローブや、MGG(読み:エムゲーゲー)という音楽事典は必須。これは学校の図書館をあてにしつつ、手元に置いておいた方がよいものも沢山ある。

★まずこちら。曲ごとの解説なのでアナリーゼの始めに通読しておくとよい。ドイツやウィーンの作曲家ごとに編纂されている。

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★西洋音楽史 グラウト。結局やっぱり持っていた方が良い!! 使用頻度のわりにそれなりのお値段だということと、上中下巻だというところが悩ましいけど、今更ながら、音楽家ならもつべきもの。

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03 何足もわらじを履く人の上達法

15:45まで外勤をして、移動に30分。16:30のレッスンに飛び込む。

これは何のトレーニングだろう?
頭の切り替え? ウォームアップの脳内完了?

つまり
そのソルフェを実現する喉や口腔の状態に、
そのパッセージを回す柔らかな筋肉に、
その長いフレーズを吹き切る吹奏筋に、
もうなってるの?
みたいな感じ。

今更ながら、本当に脳と身体は繋がっていて、
その音程を その音色を その発音を そのフレーズを
…意識したとき身体がそれを実現する状態になっている。

それを高精度で覚え込ませ実現するのが日々のトレーニング。

逆を言えば、

この音域のとき、身体はこうなっている、とか、こういう息のスピードがいる。
この速回しのときのポジションや筋肉は…などということを 無意識でなくひとつひとつ意識するのが重要ポイント。

そして、やがて無意識にできるようになること。

もう、寝起きにコンチェルトを吹くことにすれば レッスンもうまくいくかな?

・・・いや、それはNO。発想的には間違っていないと思うけど、中高年がこれをやると、筋肉を傷めることウケアイ。