余01 音楽家の確定申告

大学院の学費は経費になる!?

資格を取るわけではないから、経費にはならないだろうと思っていたけれど、青色申告会では「あなたの場合はなるかもしれないから税務署に問合せたほうがいい」とのアドバイスで問い合わせる。

①音楽講師をしていること、
②続けながら通うこと、
③信頼を得ることにつながり、集客のため大きな宣伝となること、
④大学でなく、院であること(より専門性が高い)

・・・により、
資格を取るのと同じ扱いでよいでしょう
という回答を得た。

つまり経費になります!!ヤッホ~(^0^)ノ

但し注意点:
税務署で、いつ誰がその回答をくれたか、回答内容と共に記録しておくこと!

0章-10 メモと余談

たまに追記などするとして。

★1月は確定申告準備に追われまくっている。
カラオケ屋のレシートに多さに唖然・・・
昼と晩、1日2回通えば当然か。
大学はせめて22時頃まで練習できるといいけど。

★時短系ライフハック術をそのうち少しずつ書いておこう。

0章-09合格発表

音楽史を読み込んで3月に再受験しようと思っていたのだけれど、Aに合格した。・・・こうなってみると新年度のことを仕事のクライアントと調整が必要になるから、この時期に受けて(受かって)結果的によかった。
生活~職場圏内にあって、仕事と学校の梯子?生活が最もしやすい!!
やった!そんなに沢山仕事を手放さなくて良いかもしれない!
…いやいやいや! 手放して練習時間を手に入れないと❗️

Qに成績開示請求したところ、ミスしたり暗譜が落ちて壊れた割にはあんまり悪くなかった。優良可の良というところか。優でないと受からないだろうが、上から取っていくと優でも落ちるのかはわからない。募集は器楽専攻◯人とあっても、楽器ごとに定員があるのかも不明だ。

しばらく仕事の身辺整理が必要で、試験直後からまたすぐ大忙しになってるけど、乗り越えたら、もう本当にがんばろうと思う。真っしぐらに(^-^)b

0章-08 音大院試2

A音大院試、翌日別曲でのプレコンサートを経て、週末Q音大院試。
Aの経験から、告知のタイムスケジュールとはほぼあてにならないことを学び、マウスピース回りの温度と湿度のキーパー?を自作する。
廊下にヒーターがあり、楽器が冷えることはなかった。

Q音大院試

こちらは社会人入試。大学院課に、外国語や音楽史が免除され実技一発となる分ハイレベルだ。その曲を一緒に取り組んできた伴奏者とでないと不利だ。と説明されていた。
説明会ではいかにも「うちは倍率高いので落としますよ!」というスタンスだったが、試験は不思議とアウェイ感がなかった。教授陣が11名ズラリと並び、ようこそ。と見守ってくれる感じ。

演奏実技

30分間ピアノとリハをさせてくれる。その後ヒーターのある廊下で待ち(10分程度)、呼ばれて素敵なホールに入っていくと、軽く音出ししてすぐ始める。
25分のプログラムを用意し、実際の演奏時間は10分程度。ソナタ形式なら展開部の終わりまで。
そのまま面接が5分強。

この試験まで、自分と別のところで色んなことがあって、実技試験の場に立つことさえできないかと思った。
どんな脆弱な足場でも、如何にする? 如何に心を立てる?

と問われ続けたようで、それは凄いメンタルトレーニングになった。

面接

思いがけず、世界のM教授に、
あなたが提出した研究テーマにあったこれこれについて、僕は是非ききたい‼️
と質問攻めにあった。
嬉しくてお礼を言ったけど、曖昧なところを探求しているところなんだから答えなんて話せないんである。
でも、せっかくこんなに興味をもっていただけたのに
うまい返しができないとは、
まるでひな壇でくじけるお笑い芸人のような気分(?)だった😭

0章-08音大院試

かくて2校受験。11月。A音大院から。

演奏実技

A音大は社会人入試というものはなく、一般入試のみ。
管の人数は多くなかったが、演奏時、ひどくアウェイ感漂う。んー〜?

10分間の音出しの後で呼ばれて廊下で待つのだが、告知のタイムスケジュール通りならすぐだと思っていたら、前が日本語たどたどしい留学生だったからなのか、随分時間がかけられていて、待つ間に楽器と体はすっかり冷えてしまった。
呼ばれて広い教室に入っていくとチューニングしてすぐ始める。
課題曲のコンチェルトは、1楽章は展開部までで止められ、2楽章以降は少しずつ。 自由選択課題は各楽章益々少しずつ。40分プログラムを20分でかいつまんでいく感じ。

保湿を気にかけていたのにシングル留めのリガチャーの中のリードのテーブル部分も乾いてしまったために、なんと、試験中に大きくリードがズレてリードミス頻発!
ピアノが僅かな間奏を奏でている間に間に合うかヒヤヒヤしながらリード位置を直した。
その日の私自身は決して不調ではなかったので悔しい。

シングル留めリガチャーの弱点については、帰ってすぐ対策が必要だと思った

音楽史と面接

4人の面接官の中に、音楽学の先生がいらした模様。
1.まずルネッサンスからの出題。
年代、用語など。
2.マンハイム楽派とは?
国、街、時代、作曲家
3.モーツァルト
室内楽曲を5例あげよ。
コンチェルトは誰に書かれたものか、名前、及びどんな人物か
4.専攻楽器の歴史
5.ソナタ形式とは

あとはあまり覚えていないが、
シュタードラーがどんな人物か、と問われたとき、 答えるべきはフリーメイソンのことや、モーツァルトに与えた影響、バセットの改良や音域のことだが、
人となりをきかれたようにも思えて、
咄嗟に「あまり評判よくない」と答えてしまい、音楽学の先生がずっと可笑しそうに笑っていらっしゃったのは覚えている。

あとは、入学したら特に何がしたいか。だったかな??

0章 受験まで-07 受験の年の4月~

音大大学院を目指すのに、留学でなければ学部の3年頃には視野に入れるだろうに。我ながら時間のなさ、休みのなさ、準備開始の遅さ、はかどらなさなどは、今思い返してもクラクラする。
誰かほかの人が見たら、あ、この人よりマシだわ!と思うかな。

4月

Q音大の院を受けよう!と志す。(仕事しながら通うには遠いが師事したい先生が。)

今年の課題曲をおよそ決めて譜読み~練習開始。

  • 無伴奏 (バロック、近現代)
  • コンチェルト(ロマン派)
  • コンクールピース(近代)

★仕事の年度ルーティン:

  • 5現場のちびっこレッスン
  • コンサートフライヤやチケットの制作、企業のホームページのメンテや制作。などは毎月様々に入る。
  • 週15時間雇用案件(14-20時。こちらも専門職)

このほかに、
親子音楽イベント、コンサート出演、発表会スタッフ~講師演奏等がよく入ってくる。

仕事で毎週200名弱のちびっこたちに会うようになって、いつも畳みかけるように様々なウィルスに晒されていて、発熱、胃腸炎が頻繁。常に白血球が何かとたたかっている状態。
なので体力回復に眠るのも仕事。

5月

レッスン(個人、大学)
課題曲浚う
和声分析

うちの暴れん坊が手術

6月

6/6-6/29梅雨 下旬~夏日開始
コンクール予選用無伴奏録音とエントリー
近代曲、
技巧曲での脱力と発音仕掛けに悩む、試行錯誤が9月いっぱいまで続く

7月 暑さで消耗

近代、現代
コンクール予選、一次二次
ミニコンサート
Pfとの各合わせ

何週間も休みがない。

8月 夏が長過ぎる・・・

ロマン派、近代、現代
コンクール 本選 (院試曲)
Pfとの各合わせ
ホールや音楽室での練習、合わせ
無理してこじ開けた2週間にマスタークラスの開講がなく、家族旅行とメンテナンスで命の洗濯へ

9月 師匠にやっと今年受ける意志を表明

コンサート出演
レッスン、ホールレッスン
Pfとの合わせ

楽器も人間もリペアとメンテ。
リード選定購入もあって更に楽器店通いが頻繁。
仕事の合間の昼休みに沿線のA音大大学院の説明会へ行き、衝撃を受けて2月出願を考え始める。
コンサートで演奏した現代曲の感触がよく、院試の選曲を変更する。

10月 出願

出願…の直前に伴奏者が降りることに。伴奏者探しに奔走。なかなか見つからない。
レッスン中に、A音大(院)の11月受験が急激に決まる。既に出願したQ音大(院)と課題曲が違い、更に厳しい1ヶ月となる。
リペア
ピアノと合わせ
音楽史

11月 出願2

院試2校
院試期間中プレコンサート(暗譜が完了しない💦)
院試2日後コンサート(無伴奏劇中歌新曲)
ピアノと合わせ、
伴奏者を伴うレッスン
楽器の不調多発しフルリペア
暗譜(前夜になってもまだ自信がなくて何度も何度も確認していた。最後までジタバタ)
音楽史。試験後も復習。

院試直前に夫両親逗留。練習できない日も。

院試後、新しいリードを試す。

11月末-12月 合格発表

12月~

コンサート
ミニコンサート。
スケール、エチュード 重点的に。
年度末までの課題曲としてコンチェルトの選曲
院試成績開示
入学手続き

各方面へお知らせ、ご挨拶、クライアントと来年度スケジュールの調整開始