A音大院試、翌日別曲でのプレコンサートを経て、週末Q音大院試。
Aの経験から、告知のタイムスケジュールとはほぼあてにならないことを学び、マウスピース回りの温度と湿度のキーパー?を自作する。
廊下にヒーターがあり、楽器が冷えることはなかった。
Q音大院試
こちらは社会人入試。大学院課に、外国語や音楽史が免除され実技一発となる分ハイレベルだ。その曲を一緒に取り組んできた伴奏者とでないと不利だ。と説明されていた。
説明会ではいかにも「うちは倍率高いので落としますよ!」というスタンスだったが、試験は不思議とアウェイ感がなかった。教授陣が11名ズラリと並び、ようこそ。と見守ってくれる感じ。
演奏実技
30分間ピアノとリハをさせてくれる。その後ヒーターのある廊下で待ち(10分程度)、呼ばれて素敵なホールに入っていくと、軽く音出ししてすぐ始める。
25分のプログラムを用意し、実際の演奏時間は10分程度。ソナタ形式なら展開部の終わりまで。
そのまま面接が5分強。
*
この試験まで、自分と別のところで色んなことがあって、実技試験の場に立つことさえできないかと思った。
どんな脆弱な足場でも、如何にする? 如何に心を立てる?
と問われ続けたようで、それは凄いメンタルトレーニングになった。
面接
思いがけず、世界のM教授に、
あなたが提出した研究テーマにあったこれこれについて、僕は是非ききたい‼️
と質問攻めにあった。
嬉しくてお礼を言ったけど、曖昧なところを探求しているところなんだから答えなんて話せないんである。
でも、せっかくこんなに興味をもっていただけたのに
うまい返しができないとは、
まるでひな壇でくじけるお笑い芸人のような気分(?)だった😭

音大大学院を目指すのに、留学でなければ学部の3年頃には視野に入れるだろうに。我ながら時間のなさ、休みのなさ、準備開始の遅さ、はかどらなさなどは、今思い返してもクラクラする。
このほかに、
レッスン(個人、大学)
近代、現代
コンサート出演
出願…の直前に伴奏者が降りることに。伴奏者探しに奔走。なかなか見つからない。
院試2校
この検定の勉強を経てやがて進学を考えられるようになったので、数記事書いておくことに。
特に音高や音大のカリキュラムに自分を投じていなくとも、マイペースで学んでいくことが出来るこの検定のカリキュラムとシステムはとても素晴らしい。
試験は英国からの試験官がアジアエリアをツアーするので、年2回春と秋に日本でも受けられる(東京、神戸、福岡など)。