0章 受験まで-04①準備:師に出会う

★準備

0.素晴らしい師に出会うこと
1.仕事(時間)を減らすこととシステム化
2.練習時間の捻出と確保、更に圧縮

3.貯金
4.先生と家族に意思を伝えること
5.伴奏ピアニスト探しと依頼


いかに師に出会うか

世の中ピアノの先生は多いのだが、管弦楽器となると先生が少ない。地方にいるときは尚だった。
しかし熱心で優れた師匠に出会わなければ、ぬるま湯になったり、目標を見失うことがある。

プロオーケストラのステージマネージャーアシスタントをしていた友人が、オケマンに出会わせてくれたのがレッスンのきっかけになったり、
見知らぬ土地に引っ越した時は、大学の学生課に出向いて行って何度も教授の来校をたずねたこともあった。

1と2が問題・・・続く

0章 受験まで-03 受験可能?

★一般大学出身者が、音大の大学院に行くって可能なの?

Yes.可能。
音楽大学を卒業していること、と書かれていない大学院なら可能。
募集要項を見た首都圏4~5校については音大を卒業していること、とは書かれていない。
むしろ、短大から音大編入には、音楽系短大の単位を履修している必要があるところも。

私の場合:
大学の専門は全く別で栄養学。音楽のオの字もなく。
だから成績証明書にやや匹敵?するように、出願時に資料となり得そうなものを大急ぎでまとめた。コンクール戦歴なども。自分なりのプレゼンの一部として。
数年前に取得したABRSM英国王立音楽検定後日詳細掲載)ディプロマの検定スコアと試験官コメントのコピー、更にどういう検定なのかという説明に、もしこれまでの履修内容やレベルの判断材料になるようであれば…と読む気がなくても目に入る大きさで(笑)一筆付けて添付した。
大学院によっては面接で、検定のことと英語は堪能なのかという質問があったので、添付は目にされていたと思われ、資料として添えないよりはマシだったのでは?

私にとっては、出願を前向きに考える精神的な足掛かりとなった大きなひとつはまさにこの検定だった。

0章 受験まで-02 一般大学卒→音大大学院

★一般大学卒 → 音大大学院

できれば(音大より)その先へ・・・と思った理由

  • 長く生きているだけあって音大の四年間でカリキュラムにあるであろうソロ、室内楽、吹奏楽、オケの本番回数は軽く越えている、というか数倍…
  • 音楽理論と演奏に関し、ABRSM英国王立音楽検定という由緒ある検定の優れたシステムで学べたことは大きい。(検定の詳細はまた後日
  • 演奏会企画~集客~開催~残務、まで、演奏だけでなく運営も何度も経験している。
    ————————
  • 一般教養を受け直す時間があれば練習したいに決まっている。

0章 受験まで-01 大学院?

★なぜ大学でなく大学院?

学部が違うのに?とは思うかもしれない。
でも音大から入り直すという選択肢はなかった。仕事でなく通うに四年は長い。音楽は生涯かけて学ぶものであっても。仕事も家庭もあるので余計なことにも時間が取られる大学生はイヤだ。私はケチなのか。編入も…なぜかまったく興味なし。

教育系公務員、制作畑を経て、現在、音楽教育/演奏家の端くれとして既に認知されつつある仕事があって、様々な親子に出会い、発達障害や障害を持つ子どもたちと関わる機会が増え、
自分がこの先 更に学ぶものについて発達心理か、音楽療法か、演奏か、どれもやりたくて(必要で)ひとつを選べない。
卒業した大学には児童学科があって、他学科からでも院の受験資格があるか、経歴や資格、研究フィールド等を提示し協議していただいたときに受験可能の回答を得たことで、進学は大学院と考えていた。
大学院へはまずひとつに、およそその学部/学科の学位と同等程度の学びやキャリアがあることを示すことができればよいということなのじゃないだろうか。

この他には、
コンクールの本選で出会ったある音大院生の誘いで、院の室内楽授業に数回演奏の手伝いに行って授業に参加し様子が見れたことがあったのも影響している。

そして一番学びたいことは音楽だった。

0章 受験まで。序

学びたい!

10代の頃、音大を目指すのを早々にやめ一般大学へ進んで公務員になったわりに、学生の親に近い年齢になった頃から、ずっとやりたかった音楽が仕事(職業)になった。
仕事のコアを音楽教育に移行して、それ以前からも10数年クラリネット奏者として面白い演奏案件度々。
これまで転職も経て違う畑で長らくやってきたので、経験も技術も資格もあっていろいろなことが出来るようになっている。
…が結局、音楽(演奏)が本懐。

練習時間についてはいつも不足していて、何かと焦燥感が募っている。足りないなら時間を濃くするしか方法がない。と常々思っていたが・・・
いつか遠い未来でなく、
より良い環境で、
良質で
濃い時間の学びを
この先の仕事の拠り所にしたい!! と願うようになった。

少女(?)は老い易く、音楽も成り難し。進学するなら急がなくちゃ。
さらに転勤族の夫に、うっすら次の異動の声……

もう迷っている暇がない!



この秋、音大大学院を受験し、合格した。いや、音大の大学院に行こうと思ったのは割と最近のことなのだ。2年くらい前から薄ぼんやりと・・・。
そのきっかけ、その後どうやって道を作ったか、どう受験に挑んだか、
そして大学院での毎日とその間の仕事や家事のやりくりは?
今日から2~3年、おそらく期間限定でブログを書こうと思う。割と自分の思考整理用