0章 受験まで-04②準備:時間の捻出と圧縮

★準備その2

1.仕事(時間)を減らすこととシステム化、ライフハック
2.練習時間の捻出と確保、更に圧縮


※とにかく練習時間を確保したい!!

仕事時間を減らす。

私は個人事業(音楽教育、演奏、制作)をしている。他に、雇用されている案件(これも専門職)が週15時間。
いずれも私にとってとても大事な仕事。その中で時間的に、行ってその場で力を尽くしてくるものは見通しが立てやすい。最も時間が読みづらいのは…

そこで

→ 数年かけて個人事業の内容(比率)の変更。
制作会社や広告代理店等の制作案件を手放した。
→収入は激減。でも徹夜仕事はほとんどなくなった。

教育は、新規開拓から軌道に乗り始めたばかり。のめりこむほど無限に時間を取られていくので、自主教材やレッスンの仕組みを改良。

時短系ライフハック術を磨く

生活の中の時短術・・・これは随分磨いてきた。その積み重ねで時間を捻出し「学生もやれる!」という自信になった。笑

いかに時間を圧縮するか

次は確保した時間の圧縮。
※時間の圧縮法: 高い目標を立ててモチベーションを上げまくって挑むことで時間を濃くする。
年間予定に以下をはじめから日程に組み込んでしまい、それによって動く。

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コンクールにエントリー
時間のない中でいかに本番にのせる?という荒治療のようなトレーニング。
ステージで初暗譜演奏なども実験(すみません(^-^;)。
楽器の仕掛けを変えて扱いきれていない時は、ホールごとに自分の音の響きを知る場にも。
失敗しても留年しないし、演奏会と違って人に迷惑が掛からないし、ある意味試験環境がそうない社会人向けかもしれない。

(あまり実験せず、あまり問題なく集中できる年は結果はそれなりについてくる。が、地区予選、地区本選、本選・・・と進むほどに、コンクール商法にあったかのように(?)出費はかさむ。国内ならエントリー費に旅費、ピアニスト謝礼合わせて15-18万くらい)

国際音楽祭でマスタークラスを受講
夏の2週間の確保のために、まず家族の理解を得、年明けから通年契約の各クライアントに頭を下げ、気合いを入れてこじ開けなければならない。そのしわ寄せがだいぶよって春と秋のスケジュールはかなり綱渡りに。風邪をひいても休めないので葛根湯と麻黄湯が常備薬。事前に課題曲を浚いこむ時間とレッスンもあって、 休日もなく相当しんどくなる。それでも行く価値は大いにある!!!

おさらい会やプレコン主宰
演奏仲間プロアマ混合3~4組で、ホールを借りて緊張感あるプレコンサートをし、布石にする。ステージこそどの練習にも勝る。

(これは院試真っ只中にもやった。)



★★しかし、院受験を決め本格的に準備をするようになってから、改めて何度も何度も思い知らされた。
現役学生たちは最も浚い込める充実した時期だが、こちらは圧倒的に時間が足りない。
少ない時間を濃くするなんていうのは限界がある。家庭の支出の食費をいくら切り詰めたところで結局全体から見たら大きな支出減にはならないのと似ている気がする(^-^;。
昼休みにカラオケ屋で練習するか音楽史を読み込み、仕事の後その足でそのまま20時〜2,3時間またカラオケ屋に籠る。帰宅してざっくりと家事をしてまた仕事をして、翌日仕事の後は合わせやレッスン。帰って復習した後また深夜まで働く。時間は濃いがハードでヘトヘト。そんな日々。

こんな生活は続けられない。私も家の中も疲弊していく・・・。
それでも時間が足りない。

こんなで合格できるか? 合格してもこのままならそのうち倒れる。

無理なく通える生活圏にある学校でないと無理か? 今持っているものを(全てではないが)失わず、よい環境、よい教育、練習時間を得られるのはどこだ?

しかも学生でもないこのような身分(単に受験検討中の社会人)なら、優先順位は1.2が仕事と家庭で、私の問題でしかない受験など建て前上3ダ!
とにかく今がキツイ!!!
早く学生になって”いずれ学びを還元します!”と言うことができる身分になりたいと思った。

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